カフェを開こう

また、この会は、医療や福祉に関することだけでなく、子育てや教育など様々なテーマで哲学対話を行なっています。書評カフェでは、本を一冊取り上げ、本にまつわるテーマを設けて、ドリンク片手に参加者同士で自由に話し合っています。予約不要で、だれでも気軽に参加できます。午後のひととき、ドリンク片手に対話を通してテツガクをしましょう。

2018年10月11日木曜日

メディカルカフェ〜生きるを考える〜

2018年度は「生きるを考える」をテーマにメディカルカフェをシリーズで行っています。今回は、その5回目で、「どのようなケアを受けたいか」を考えます。

5回メディカルカフェ(11/17、神戸)
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かんたきとは、看護小規模多機能型居宅介護の略で、通い、泊まり、訪問看護・リバビり、訪問介護サービスを一人ひとりに合わせ、柔軟に支援するトータルケアを行います。住み慣れた家や地域で最期まで生活を続けたいと思う人、がん末期や人工呼吸器などの看護ケアが必要な医療ニーズの高い方や認知症の患者さんに対して、看護師を中心にトータルケアを行う「かんたき」について知り、参加者が「希望するケア」について、対話を通して考えます。

日 時:1117日(日)13:30-16:30
場 所:あすてっぷKOBE セミナー室3
     http://www.city.kobe.lg.jp/life/community/cooperation/asuteppu/
○テーマ :どんなケアを受けたいですか?
○話題提供:藤原志寿子(かんたき住之江 看護師)
○カフェ進行:堀江剛(大阪大学大学院教授 臨床哲学)
○参加費 :500円  申し込み:必要(定員50名)
○お申し込み:cafe_well_living@yahoo.co.jp(藤本)
○その他 :満席でお断りする以外は参加の可否についてお返事は致しません。
○主 催 :患者のウェル・リビングを考える会
○共 催 :大阪大学「ケアの臨床哲学」研究会 
       カフェフィロ

 以上です。

ちなみに本年度のシリーズは以下の通りです。

第1回 ターミナルケア(6/30神戸)
厚生労働省により終末期医療のガイドラインが改訂され、施設をも含めた在宅ホスピスが推奨されています。今回は「『生きる』を考える」をテーマにしたシリーズのイントロダクションとして、英国のホスピスの映像を見ながら、シシリー・ソンダース(イギリス)によって始まったホスピス運動、日本のホスピスの歴史、さらに緩和ケアの現状を踏まえ、「ターミナルケア」とは何かを皆様と考えます。

第2回 ACPについて〜(7/21神戸) 
ACP(アドバンス・ケア・プラニング)とは、患者や家族の意思決定を支援しようとの医療・介護者側の試みですが、患者や家族としても事前に準備しておくことはないでしょうか。患者自ら意思決定でき、医療・介護専門家と対話をするために何をしておけばよいか、患者の視点からACPについて皆様と考えます。

第3回 在宅ホスピスケア(9/15、神戸)
癌などの末期患者が自宅で過ごせるよう、医師や看護師が訪問して痛みなどの症状緩和を行い、最期まで診る在宅ホスピスケアについて、在宅ホスピス医のお話を聞き、在宅での療養を実現するために患者・家族はどのような心構えが必要か、参加者同士の対話を通して、皆様と考えたいと思います。

第4回 おひとりさまの老後 (10/07 神戸)
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老若男女、家族がいようがいまいが最後はみな「おひとりさま」。
死に向かうプロセス(生老病死)の中で、「おひとりさま」をどう考えていくか、
異なる世代の3者が各々の「おひとりさま」について語り、そのあと対話を通して、参加者の皆様と「おひとりさま」について考えます。 




2025年まちなかカフェ・がん相談室

1月 まちなかカフェ・がん相談室 1月25日(土曜)14:00~16:00 まちなかカフェ・がん相談室は、がん患者さんやご家族が、医療現場を離れて悩みや ニーズを共に分かち合う場、ピア・サポートの場です。がん専門の看護師やがん医療に 関わる専門家がアドバイザーとして参加しご相談を...