カフェを開こう

また、この会は、医療や福祉に関することだけでなく、子育てや教育など様々なテーマで哲学対話を行なっています。書評カフェでは、本を一冊取り上げ、本にまつわるテーマを設けて、ドリンク片手に参加者同士で自由に話し合っています。予約不要で、だれでも気軽に参加できます。午後のひととき、ドリンク片手に対話を通してテツガクをしましょう。

2018年11月15日木曜日

第6回メディカルカフェ「がん患者支援〜AYA世代〜」

二人に一人が罹患すると言われるがん患者の中にあって、今回は特に頻度が少なくそのニーズに個別性が高いAYA世代と呼ばれる思春期(Adolescent)と若年成人(Young Adult)のがん患者さんに焦点を当て、彼らを支援しているお二人に、AYA世代のがん患者さんの現状と課題について話題提供をしていただきます。後半のメディカルカフェは、お二人のお話を聞いて、「がんと共に生きる」ことについて、参加者の皆様と対話を通して考えたいと思います。

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日 時:2019119日(土))13:30-17:00
場 所:兵庫県神戸生活創造センター セミナー室AB
    http://www.sozoc.pref.hyogo.jp/access.html
○テーマ :がん患者支援〜AYA世代〜
○話題提供:関孝子(社会保険労務士事務所 代表)
       前田留里(NPO法人 京都ワーキング・サバイバー 理事)
○カフェ進行:堀江剛(カフェフィロ)
○参加費 :500円  申し込み:必要(定員40名)
○お申し込み:E-mail: kouza@kobe-sozo.com(神戸生活創造センター)
                        TEL: 078-360-8530     FAX: 078-360-8536      
                        お申し込みの受付は12月19日午前9:00からです。
                        お名前、住所、連絡先を明記してください。
○主 催 :患者のウェル・リビングを考える会
○共 催 :カフェフィロ

講師 プロフィール (敬称略)

関孝子

【関孝子社会保険労務士事務所 代表】

がん治療と仕事の両立を積極的に支援

前田留里

【京都ワーキング・サバイバー 理事】

働く世代のがん患者が抱える就職などさまざまな問題について、社会全体で
 取り組む働きかけを行っている。



2018年10月31日水曜日

書評カフェ

書評カフェ
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遺伝子解析に基づく医療が、がん治療に革命的な変化をもたらしています。ノーベル生理学賞を受賞した本庶佑さんは、免疫をがん治療に生かす手がかりを見つけ、オプジーボという新薬の開発でがん治療に改革をもたらしました。本庶さんは不思議だと思う心を大切にすること、当たり前のことを当たり前と決めつけないで辛抱強く自分の頭で考えて探求することが大切と述べています。これは哲学にも通じることではないでしょうか。全ての治療が効果を持たなくなった末期がん患者さんが藁をもすがる思いで選択する免疫治療ですが、まだまだ高額で科学的な根拠を持たない治療も多く、免疫治療でがんが治るにはまだまだ時間がかかります。
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日 時 :  122日(日)13:30-17:00
場 所 :  
神戸市立総合福祉センター 第2会議室
          http://www.with-kobe.or.jp 
○書 籍 : NHK出版新書 『がん治療革命の衝撃
〜プレシジョン・メディシンとは何か〜』
○テーマ :   がんと共に生きるとは
○司会進行: 藤本啓子(ウェル・リビングを考える会)
○参加費 : 500   予約:必要  定員:30名(先着順)
○主 催 : ウェル・リビングを考える会
                        https://livingwillcafe.blogspot.com
○共催  : カフェ・フィロ  http://www.cafephilo.jp
申し込み: cafe_well_living@yahoo.co.jp 
○その他 : 本カフェでは、書籍を手引きに参加者の皆様と対話をしますが、資料をご用意
 致しますので、必ずしも本を読んでくる必要はありません。

         

神戸市総合福祉会館へのアクセス
神戸高速「高速神戸」から北へ徒歩5分、
市営地下鉄「大倉山」から南へ徒歩3分、
JR神戸駅から北へ徒歩10分 湊川神社の西向い

2018年10月11日木曜日

メディカルカフェ〜生きるを考える〜

2018年度は「生きるを考える」をテーマにメディカルカフェをシリーズで行っています。今回は、その5回目で、「どのようなケアを受けたいか」を考えます。

5回メディカルカフェ(11/17、神戸)
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かんたきとは、看護小規模多機能型居宅介護の略で、通い、泊まり、訪問看護・リバビり、訪問介護サービスを一人ひとりに合わせ、柔軟に支援するトータルケアを行います。住み慣れた家や地域で最期まで生活を続けたいと思う人、がん末期や人工呼吸器などの看護ケアが必要な医療ニーズの高い方や認知症の患者さんに対して、看護師を中心にトータルケアを行う「かんたき」について知り、参加者が「希望するケア」について、対話を通して考えます。

日 時:1117日(日)13:30-16:30
場 所:あすてっぷKOBE セミナー室3
     http://www.city.kobe.lg.jp/life/community/cooperation/asuteppu/
○テーマ :どんなケアを受けたいですか?
○話題提供:藤原志寿子(かんたき住之江 看護師)
○カフェ進行:堀江剛(大阪大学大学院教授 臨床哲学)
○参加費 :500円  申し込み:必要(定員50名)
○お申し込み:cafe_well_living@yahoo.co.jp(藤本)
○その他 :満席でお断りする以外は参加の可否についてお返事は致しません。
○主 催 :患者のウェル・リビングを考える会
○共 催 :大阪大学「ケアの臨床哲学」研究会 
       カフェフィロ

 以上です。

ちなみに本年度のシリーズは以下の通りです。

第1回 ターミナルケア(6/30神戸)
厚生労働省により終末期医療のガイドラインが改訂され、施設をも含めた在宅ホスピスが推奨されています。今回は「『生きる』を考える」をテーマにしたシリーズのイントロダクションとして、英国のホスピスの映像を見ながら、シシリー・ソンダース(イギリス)によって始まったホスピス運動、日本のホスピスの歴史、さらに緩和ケアの現状を踏まえ、「ターミナルケア」とは何かを皆様と考えます。

第2回 ACPについて〜(7/21神戸) 
ACP(アドバンス・ケア・プラニング)とは、患者や家族の意思決定を支援しようとの医療・介護者側の試みですが、患者や家族としても事前に準備しておくことはないでしょうか。患者自ら意思決定でき、医療・介護専門家と対話をするために何をしておけばよいか、患者の視点からACPについて皆様と考えます。

第3回 在宅ホスピスケア(9/15、神戸)
癌などの末期患者が自宅で過ごせるよう、医師や看護師が訪問して痛みなどの症状緩和を行い、最期まで診る在宅ホスピスケアについて、在宅ホスピス医のお話を聞き、在宅での療養を実現するために患者・家族はどのような心構えが必要か、参加者同士の対話を通して、皆様と考えたいと思います。

第4回 おひとりさまの老後 (10/07 神戸)
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老若男女、家族がいようがいまいが最後はみな「おひとりさま」。
死に向かうプロセス(生老病死)の中で、「おひとりさま」をどう考えていくか、
異なる世代の3者が各々の「おひとりさま」について語り、そのあと対話を通して、参加者の皆様と「おひとりさま」について考えます。 




初めまして

2019年3月31日をもってYahoo!ジオシティーズのサービスが終了することになりました。それに伴い、今後はこのBLOGで患者のウェル・リビングを考える会のイベント情報と活動報告をお知らせさせていただきます。

2019年3月31日までは旧HP(http://www.geocities.jp/well_living_cafe/)をご覧いただくことができますが、それ以降は、ご覧いただくことができません。

2018年11月のイベント情報をお知らせいたします。

がん相談室だけでなく、以下のような「がんカフェ」を開きたいと思っております。
826日はその第1回(試み)でした。

がんと診断されて、がんと闘い、いろいろな人の言葉に励まされ、また傷つき、尊厳を失う場面もあったかと思いますが、ここで一度、ご自身の思いを振り返り、またこれからの生活の中でがんとどう向き合うか、がんと共にどう生きるか、生きる意味を考えながらご自身と対話をしていただく機会になればと考えています。

がん相談室は、がん相談や分かち合い(ピア・カウンセリング)の場ですが、がんカフェは、昨年行った一般向けのがん学習会ではなく、がん患者さんのみが参加して、ご自身の思いを振り返り、その思いを日記(ディグニティ・ダイアリー:仮タイトル)に綴る場です。

ですから、誰か他の方にご自身の思いを<語る>というより、ご自身との対話という形になります。思いを綴った後、どのようなことを考えたか、感想などを語り合う場は設けますが、必ずしも話す(参加する)必要はありません。

試みとして本年度から始めますので、できれば皆様のご意見やご感想などをお聞きしながら、タイトルを含め、ダイアリーの内容を考えていきたいと思います。もし、ご協力いただけるという方はよろしくお願いします。


(1)
がんカフェ〜がんとの対話〜(11/11、神戸)
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自分の中にある「がん」という病いに語りかけたいとき、
がんと向き合いこれからの人生や生きる意味について考えたいとき
一杯のお茶を供し、皆様が静かに自己と対話をする場をご用意しています。

日 時:1111日(日)13:30-16:00
場 所:神戸市勤労会館3F 会議室305 
       神戸市中央区雲井通5-1-2
     https://www.kobe-kinrou.jp/shisetsu/kinroukaikan/ 
参加費 :500円  申し込みは不要です。
主 催 :患者のウェル・リビングを考える会   
    
(2)
まちなかカフェ風(ふう)がん相談室 
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がん患者さんやご家族が、医療機関から離れたまちなかのカフェで、悩みやニーズを共に分かち合うピア・サポートの場です。がん専門の看護師なども参加してご相談をお受けいたします。守秘義務は厳守されます。

日 時:1124(土)14:0016:00  
場 所:コーヒーショップSAYAKA 
    神戸市東灘区住吉本町2丁目13-15 新楽ビル2F
     JR住吉駅北、有馬道に沿って北へ2分(西側)赤壁薬局隣
      電話番号(アクセス案内用)  078-811-6873   
参加費:500円(ドリンク代別)  予約不要 
お問い合わせ:080-5358-0462(藤本
       e-mail:cafe_well_living@yahoo.co.jp
コーヒーショップSAYAKA
分かち合いの様子
 










メディカルカフェ〜人生の最終段階を話し合うために〜

<メディカルカフェ〜人生の最終段階を話し合うために〜>   日 時: 2024 年   6 月 30   日(日) 13:30~16:30 会 場:神戸市立総合福祉センター 4 F  第5会議 講 師:浜渦辰二氏(大阪大学名誉教授)  司 会:藤本啓子 (ウェル・リビ...