カフェを開こう

また、この会は、医療や福祉に関することだけでなく、子育てや教育など様々なテーマで哲学対話を行なっています。書評カフェでは、本を一冊取り上げ、本にまつわるテーマを設けて、ドリンク片手に参加者同士で自由に話し合っています。予約不要で、だれでも気軽に参加できます。午後のひととき、ドリンク片手に対話を通してテツガクをしましょう。

2022年4月16日土曜日

在宅医療推進のための多職種連携研修会(参加者募集)

ウェル・リビングを考える会は、下記の研修会にご参加いただける方を募集しております。以下の「ご参加・協力のお願い」をお読みいただき、もしご参加いただけるようでしたら、申し込み先までご連絡いただければ幸いです。ご協力の程、切にお願い申し上げます。 

対象は、在宅医療(訪問看護、介護)に携わっておられる、あるいは経験がおありの医療・介護従事者と、在宅医療を受けたことのある、あるいは現在受けておられるご本人・ご家族(同居の有無は問いません)です。

在宅医療における多職種連携研修会

〜ソクラティク・ダイアローグを通して在宅医療・介護を考える〜

 

<ご参加協力のお願い>

この度、下記の研修会にご参加いただける方を募集しております。もしご関心がございましたら、問合せ先までご連絡ください。ぜひ、ご参加協力をよろしくお願い致します。

 

<背景と目的>

厚生労働省は20183月、意思決定のプロセスでのACPの重要性についてガイドラインに明記し、患者(利用者)と家族、在宅医療と介護に携わる多職種とが連携し、繰り返し対話を行うことの大切さを周知しました。しかし、現場では、どのように対話を行うかという方法論が示されないまま「対話」を求められているのが現状です。

在宅医療において患者・家族や医療・介護従事者をはじめ人々がともに考えるべき

問題は多くあります。そこで、ソクラティク・ダイアローグ(SD)という哲学対方法を用いて、背景の異なる人々が在宅医療の問題について対話する機会を設け、在宅医療の問題解決に至るプロセスの大切さを学びます。

 

<研修日> 2022911日(日)と109日(日)の2回を予定しています。

                     詳細は以下のプログラムをご覧ください。

<参加者> 在宅で医療・介護を受けている、あるいは受けた経験のある患者、家族、

在宅で医療・介護に携わっている、あるいは携わったことのある医療・介護従事者6名から成る1グループ(2回とも同じメンバー)で行います。

<参加費>  無料

<倫理的配慮参加するか否かに関わらず不利益や害は一切ございません。また、プライバシーは厳守いたします。


<この研究への参加について

2日間責任をもってご参加いただけることが条件です。自発的な参加同意をお願い致します。当日改めて口頭でご説明いたしますが、参加に同意していただける場合には、同意書に署名をお願いいたします。いったん参加に同意した場合でも、いつでも不利益を受けることなく同意を撤回することができます。ただし、その場合は、謝礼(協力金)はお支払いできませんのでご了承ください。


謝 礼:研修への参加協力金として2日ともご参加された方のみ1万円/日(合計2万円)お支払いいたします。(1日のみ参加された方にはお支払いはできません)

その他:交通費は実費をお支払いします。お昼のお食事はご用意いたします。

 

<お申し込み・お問い合わせ> 

6月末までに①お名前②ご住所③電話番号④メールアドレス⑤お立場を明記して

メールかファックスでお申し込みください。(お立場は以下からお選びください)

□患者 □家族 □医師 □訪問看護師 □訪問介護士 □ケアマネージャー

□ヘルパー □理学療法士・作業療法士(訪問リハビリテーション) □その他

 

ウェル・リビングを考える会(藤本啓子)

Email:  cafe_well_living@yahoo.co.jp   

 

<プログラム>

第1日目 

[イントロダクション] 10:0010:30

l  ソクラティック・ダイアローグ(SD)についての説明

[セッション1テーマ設定 10:3012:00

l  参加者が在宅医療・介護について感じている問題点・疑問点を出し合い、

そこからSDのテーマを決める

[休憩昼食 12:0013:30 (昼食は主催者でご用意いたします)

[セッション2] 問いの選択、例の詳述 13:3017:00

 

第2日目 

[セッション3] 例の吟味  10:0012:00

l  書き出された例の中で「中核となる行為・判断」、および重要だと思われる点を書き出す。

 [休憩昼食 12:0013:30(昼食は主催者でご用意いたします)

[セッション4] 合意形成 13:3015:30

l  書き出された例の「中核になる行為・判断」が、どのような理由でそう行為・判断されたのかをグループで探り、問いの答えを出す。

[セッション5] 振り返りと評価  15:3016:30 

 

進行:堀江剛 大阪大学大学院人文学研究科(臨床哲学)教授

主催:ウェル・リビングを考える会 

 

この研修会は、公益財団法人在宅医療助成勇美記念財団の助成を受けて行います。

メディカルカフェ〜人生の最終段階を話し合うために〜

<メディカルカフェ〜人生の最終段階を話し合うために〜>   日 時: 2024 年   6 月 30   日(日) 13:30~16:30 会 場:神戸市立総合福祉センター 4 F  第5会議 講 師:浜渦辰二氏(大阪大学名誉教授)  司 会:藤本啓子 (ウェル・リビ...