カフェを開こう

また、この会は、医療や福祉に関することだけでなく、子育てや教育など様々なテーマで哲学対話を行なっています。書評カフェでは、本を一冊取り上げ、本にまつわるテーマを設けて、ドリンク片手に参加者同士で自由に話し合っています。予約不要で、だれでも気軽に参加できます。午後のひととき、ドリンク片手に対話を通してテツガクをしましょう。

2023年1月5日木曜日

ソクラティック・ダイアローグ(SD)

ソクラティック・ダイアローグ(SD)は、哲学対話の1つです。

SDの目的は、対話に必要な姿勢を学ぶものです。

具体的な状況に基づく問題設定を探し出し、隠れた前提や条件を明らかにします。

SDは、以下のプロセスで対話を進めます。

1. 選ばれた例を挙げる

2. 例を吟味する

3. 問いをつくる

4. こたえを出す

SDに必要な4つの姿勢

  • 自分で考える
  • ともに考える
  • 具体的に考える
  • 合意形成に向けて考える
2月18日の書評カフェでは、上記のSDを応用して対話を進めていきます。
たとえば、1. の例は作品『高瀬舟』です。2. の例の吟味は、作品の内容からコアセンテンスを選び、吟味します。吟味の際は、なぜ自分がそのセンテンスをコアとして選んだか、根拠をあげていきます。そして、最後に、問い「安楽とは」に対するこたえを出します。

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